とりあえずクロスバイクをまとめてみた。 >> クロスバイクの選び方
クロスバイクの選び方
ステップ1 ー乗りかたをイメージしてみるー
これから乗る自転車は自分の生活のどのシーンで使うのかを考えると必要な自転車がうすーく見えてくる。
目的・用途
- 実用 か 娯楽 か
- 実用・・・・買い物、通勤、通学 etc...
娯楽・・・・サイクリング、旅行 etc...
おもに走る場所はどこか
舗装路 or 未舗装路、歩道 or 車道
ステップ2 ータイヤのサイズとサスペンションの有無を考えるー
ステップ1で考えたイメージをもとに、 タイヤのサイズとサスペンションをつけるかどうかを考える。これにより自転車の形がふんわりと見えてくる。
タイヤのサイズは走りにどう影響するか
- ホイール径が大きい方がスピードを維持しやすい
- ホイール径が小さい方が漕ぎ出しは速い
- タイヤ幅が狭いとスピードが出やすく、タイヤ幅が広いと安定性が増す
ホイール径
漕ぎ出しの速さとスピードの維持、小回りのききに影響が出る
- 径が大きい
- 一回転の進む距離が長い スピード維持しやすい
26インチ(66cm) | 漕ぎ出しが軽い 小柄な人におすすめ |
---|---|
700c(70cm) | スピード維持が楽 サイクリングにおすすめ |
29インチ(73cm) | スピード維持が楽 大柄な人におすすめ |
タイヤ幅
スピードの出しやすさと安定性
- 幅が狭い
- 路面抵抗が少なくなりスピードが出る
- 幅が広い
- 路面抵抗が多くなりスピードが出しにくいが、その反面、安定性は増す
25c | ロードバイク並み 路面抵抗が少なく軽快 安定性は低くなる パンク注意 |
---|---|
28c | 軽快なスピード |
32c | スピードと安定性のバランス 段差もOK |
35c | 安定性が高い |
38c | かなり安定性が高い |
2.1 | マウンテンバイク並みの安定性 |
サスペンションの有無は走りにどう影響するか
サスペンションあり
メリット | デメリット |
---|---|
衝撃を吸収してくれる 腕への衝撃も吸収してくれる 乗り心地がよくなる | 車重が重くなる 走行時のパワーロスが増える |
サスペンションなし
メリット | デメリット |
---|---|
車重が軽くなる 走行中のパワーロスが減る | 乗り心地が固くなる |
ステップ3 ーフレームの材質とコンポーネントを把握するー
ステップ2でふんわりと自転車のイメージがわかってきたら、フレームの材質をチェックして、イメージに加える。そのあとにコンポーネントの製造メーカーとグレードを頭の片隅に入れておき、 どのくらいの位置にあるパーツを使っているのかを参考程度に把握しておく。
フレームの素材
アルミ
- パイプの口径を太く、厚みを薄めに抑えている。
→軽量化、強度を保つ - 一般的なクロスバイクに採用
- 強度と軽さのバランスが良い
- クロモリに比べ、強度は劣る
- しなりがないため、パワーが逃げにくい
- ペダルを踏み込んだときの加速感がよい
- 軽い、さびにくい、単価が安い
- 振動吸収性は少ないため衝撃は大きく、疲れやすい
クロモリ
- 細身
- 単価が安い
- 乗り味がやさしい
- 強度がある
- 振動吸収性がある
- 重い
- さびやすい
- パワーロスがある
カーポン
- 炭素繊維強化プラスチック
- 炭素線でできたクロスを樹脂で焼き固めて作られる
- 軽い
- 振動吸収性に優れる
- アルミに比べ、振動吸収性がよいため疲労軽減
- 剛性が高い
- アルミとクロモリの難点を解消
- 単価が高い
- 衝撃に弱いため、取り扱いが難しい
素材 | 重さ | 価格 | その他 |
---|---|---|---|
アルミ | 軽い | そこそこ | 乗り心地が硬い |
クロモリ | やや重い | 安い | 衝撃緩和 |
カーボン | 軽い | 高い | 衝撃緩和 割れやすい |
パーツのグレード
- 変速機の歯数
- 8速タイプを選ぶと高性能な変速機へアップグレードできる
- 7速タイプは互換性がない
- コンポーネント
- コンポーネントのグレードが上位になるにつれて以下の性能がアップする
- 軽さ、精度、強度、操作性
- よりスムーズなギア変速
- ブレーキのコントロール
SHIMANO
ロードバイク系コンポーネント(上に書いてあるものほど上位)
- DURA ACE (デュラエース)
- ULTEGRA SL (アルテグラSL)
- ULTEGRA (アルテグラ)
- 105
- TIAGRA (ティアグラ)
- SORA (ソラ)
- 2200
マウンテンバイク系コンポーネント(上に書いてあるものほど上位)
- XTR
- Deore XT (デオーレ XT)
- Deore LX (デオーレ LX)
- Deore (デオーレ)
- Alivio (アリビオ)
- Acera (アセラ)
- Altus (アルタス)
- Tourney (ターニー)
- Saint (セイント)
- Hone (ホーン)
- SLX
Campagnolo カンパニョーロ
ロードバイク系コンポーネントのみ(上に書いてあるものほど上位)
- Super Record
- Record
- Chorus
- Athena
- Centaur
- Veloce
- Comp
SRAM スラム
ロードバイク系コンポーネント(上に書いてあるものほど上位)
- RED
- FORCE
- RIVAL
- APEX
マウンテンバイク系コンポーネント(上に書いてあるものほど上位)
- XX
- X0
- X9
- X7
- X5
- X4
- X3
ステップ4 ーイメージにぴったりの自転車を探すー
ここまできたら自分のイメージに合う自転車を探しましょう。